SALT...Magazine #02(タブロイド版)
琉球王国から脈々と受け継がれる伝統と新しい価値観が混ざり合い、一つのスタイルを作り上げつつある沖縄。取材で見えてきたのは、“自然に寄り添う”のではなく、“共に生きる”というマインド。
沖縄生まれの兄妹プロサーファー、宮城和真と有沙。和真は2017年に沖縄初となる高校生プロサーファーとしてJPSAデビューを果たし、妹の有沙もその2年後の2019年にプロテストに合格、沖縄初の女性プロサーファーとなった。地元の文化と自然との調和を目指す2人の物語には、沖縄ならではのサーフィンの魅力が宿っている。
東京で生まれ、サーフィンをきっかけに沖縄に移住したのはゲストハウス「LIFE IS A JOURNEY」、コンドミニアム「BLUE POINT」を運営する竹若学さん。島豆腐屋での仕事から始まり、ゲストハウス、コンドミニアム、カフェをオープンするまでに至った竹若さんだが、どの記憶にも人の優しさに触れた瞬間が蘇るという。
ヨガインストラクターとして、二児の母として、エネルギッシュに活動しているTAMAOさんも湘南から移住。様々なライフスタイルの変化を乗り越えて、今思うことは“自分らしく生きる”ということ。今ある幸せに感謝することも大切だけど、もっと欲深く、心の底から芽生える好きを追求したいという彼女の思考に触れる。
地球に寄り添い、丁寧なものづくりをする人たちの特集「story of OKINAWA」では、藍染、スキンケアアイテム、陶器、琉球ガラスなど6ブランドをピックアップ。青い海、広い空、雄大な大地、瑞々しい緑が生み出したメイド・イン・沖縄アイテムを紹介します。
<Contents>
○沖縄の優しいこころ
-プロサーファー宮城和真・有沙インタビュー
-竹若学さんの「人とつながる」沖縄移住
-TAMAO 海をジャッジしないように人もジャッジしない
-人と地球にやさしいサステイナブルなホテル
-地球の声を聞いたものづくり
(TRUE BLUE、琉球美絣、THE KUCHA、うるま陶器、mado、YUMEJIN)
○世界が認めた日本のサーフドキュメンタリー映画『MAHOROBA』
○田岡なつみ、剛壽里と行く、SURF & RETREAT TOUR
※ポスト投函になりますので、二つ折りとなります